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薬剤師×救急救命士
〜お互いのこと知っていますか?〜

開催日時
2012年6月16日

場所
国士舘大学 世田谷キャンパス

出版
救急領域において薬剤師は何ができるのだろうか?
薬学生にとって、救急領域において薬剤師は何ができるのだろうか、という疑問は誰もが抱いていることなのではないでしょうか。そのような中で、救急医療での薬剤師の活躍を知りたい、救急医療で活躍する医療者たちを知りたい、という思いが生まれ、今回のIPEはスタートしました。そして救急救命士学生と出会い、ともに救急医療というフィールドで活躍していく者たちとして、お互いを知りたいと思うようになりました。薬学生と救急救命士学生のコラボは、おそらく日本初の試みなのではないかと思います。最初は、企画側もお互いの仕事のことは全く知らず、接点が全くわかりませんでした。しかしわからないからこそイベントをやってみんなで一緒になって理解していこう、と私達は同じ方向を向き企画を進めて行きました。

内容
1) 学部紹介、職業紹介を兼ねたクイズ大会&プレゼン
2) 救急認定薬剤師のご講演
3) WS(テーマ:プレホスピタルとインホスピタルをつなぐには?)

救急医療における薬剤師の活躍・チーム医療
日本臨床救急医学会の協力を得て、救急認定薬剤師という資格を持った薬剤師の先生と出会い、当日のイベントでも講演していただくことができました。先生の講演テーマは「救急医療における薬剤師の活躍・チーム医療」、先生ご自身の豊富なご経験をもとに大変わかりやすく講演していただきました。救急時において情報収集をするということが、薬剤師にとって大変重要な仕事であるということがよくわかりました。また、先生は災害医療においてもご活躍されているので、災害医療についてもお話ししてくださいました。災害時というのは通常の対応能力を超えた状態である、という言葉が大変印象的で、だからこそよりスムーズな連携がそこには求められているのだと改めて思いました。そしてスムーズな連携のためには、日頃から他の医療者のことを良く知っておくことが何より大切なことだと、改めて認識を深めました。

お互いのことを知ろう!
お互いの学部紹介のためのクイズ大会と学生によるプレゼンを行ないました。お互いに知らないことがたくさんあり、理解がとても深まりましたし、クイズ大会は大変盛り上がりました。

プレホスピタルとインホスピタルをつなぐには?
最後に、WS「プレホスピタルとインホスピタルをつなぐには?」を行ないました。薬学部生と救急救命士学生によるディスカッションは、ほとんどの人が初めての経験だったと思います。まずはお互いの知っている知識や考えの交換から始まり、医療に対する考え方や医療人としてのマインドに関するところまで深い話し合いができているグループもありました。今回はあえて幅の広いテーマにすることで、気になることやわからないことを自由に話し合うことができたのではないかと思います。「プレとイン」という認識を持たない薬学生と、プレで主に活躍する救急救命士の学生、根本的な考え方や知っていることの方向が全く違っていたので大変おもしろいディスカッションとなりました。

最後に
今回のイベントを終えて、「今まで知らなかった学部のことを知れてよかった!」「薬剤師が救急医療でも活躍出来ることがわかってよかった!」「救急認定薬剤師になりたい!」「とっても楽しかった!」「薬学生と友達になれてよかった!」「救急救命士学生と友達になれてよかった!」等の、うれしい声を多くいただくことができました。今回のIPEは、IPEで最も大切な「相互理解」という点において、大成功だったと言えると思います。このコラボイベントは今後、東京以外でも行なって行きたいと思っていますので、ご期待ください。今後も、医療において活躍する多くの職種と相互理解を深めるため、様々な学生とともにIPEを行なって行きたいと思います。

薬学教育委員長  飯塚千亜希 (慶應義塾大学2年)