薬学教育委員会紹介
2016年度 薬学教育委員会イベント報告
2015年度 薬学教育委員会イベント報告
2014年度 薬学教育委員会イベント報告
2012年度 薬学教育委員会イベント報告

pectopbanner

切り開け!未来の医療!~sharing ideas of present and future in medical care~

開催日時
2016年2月24日13時00分〜17時35分

開催場所
星薬科大学 (最寄り駅)
東急池上線「戸越銀座」駅 徒歩8分
東急目黒線「武蔵小山」駅 徒歩 10分
地下鉄都営浅草線「戸越」駅 徒歩12分

参加人数
25人(スタッフ10人、留学生4人)

開催目的
留学生と各国の医療の現状を学ぶことによって、医療面における国際的な視野を広げる。また、自国の医療の問題についても理解を深め、将来の医療従事者としての意識の向上を図る。

企画内容
留学生4人のプレゼンと、日本についてスタッフからのプレゼンがあり、各プレゼンについてグループディスカッションを行いました。

当日スケジュール
13:00 開始、挨拶
13:05 自己紹介、アイスブレイク
14:15 留学生プレゼン(1カ国15分)
15:25 グループディスカッション
16:10 スタッフプレゼンテーション
16:25 グループディスカッション
17:15 グループ内でのまとめ
17:30 写真撮影

感想
今回、留学生に各国の医療について教えてもらいまた、日本の医療について学んでもらうために交換留学委員会と薬学教育委員会での合同企画を行いました。

具体的な内容としては、自己紹介、○×クイズ、各国の医療についてのプレゼンテーション、ディスカッションなどです。

今回のイベントには参加者21人、留学生4人と沢山の人に参加していただきした。

英語でコミュニケーションをとらないといけないこともあり、最初は緊張している方、不安がっていた方が多くいましたが、カタルタによる自己紹介のおかげで緊張がほぐれ、会話が進んでいたように見られました

○×クイズでは、グループごとに相談しながらにぎやかに進み、留学生の方の国ではどうなのか聞くことができました。

留学生の方のプレゼンテーションでは、日本にはなじみのない制度が多数あり、ディスカッションでは、各自が疑問に思ったことを留学生に丁寧に教えてもらいながら日本ではどうなのか留学生に教えてあげるなど各グループで白熱した討論が行われていました。

日本でのプレゼンテーションでは、災害、在宅医療、未来の医療制度の3つに重点をおき留学生の方に日本の医療について知ってもらうことができました。留学生の方々の国では在宅医療がないようで特に在宅医療について興味を持ったように見られました。

留学生の方は英語で上手く言いたいことが伝えられなくても真剣に話を聞き、確認しながらきちんと内容を理解し、丁寧に答えてくれました。

このことから、例え言葉で上手く伝えることができなくても、あきらめるのではなくきちんと話そうとすれば相手もそれに答えてくれるのだと思いました。

海外の医療についてその国に住んでいる方に直接教えてもらえるのはめったにないチャンスです。

これから、より多くの方にこの企画の良いところを知ってもらい参加してもらいたいです。

交換留学委員会 合同企画担当 日本大学 1年 元智煕


SSP第2弾!薬剤師のvisionとmission ~社会保障制度~

開催日時
2015年9月19日 13時00分〜17時00分

開催場所
薬学ゼミナール トータルラーニング事業部

参加人数
17人

開催目的
超高齢社会が訪れるとされる2025年まであと10年となった今、医療も「病院完結型」から地域包括ケアシステムによる「地域完結型」へと移行しています。この背景には、これまで日本の医療を支えてきた社会保障制度に様々なほころびが生じた結果、社会保障制度も2025年に向けて改革が行われたためと考えられます。そのため、2025年に向けての地域包括ケアシステムを理解するには、社会保障制度の面から理解することが必要です。今回、日本の社会保険制度が、どのような仕組みであるのか、どのような改革が行われたのか理解することによって、これからの日本の医療の方向性を考えるという目的でイベントを開催しました。

企画内容
社会保障制度について講師の方にご講演いただき、その後学生でディスカッションを行い、最後にフィードバックを含めてかかりつけ薬局の機能について講師の方にお話していただきました。

当日スケジュール
受付 12:30~
13:00~イベント概要
13:10~ 社会保障制度について
1.政府の役割
2.社会保障制度とは?
3.社会保障制度と税の一体改革
4.社会保障制度改革の方向性
5.アベノミクス3つの矢
6.少子超高齢化社会から考えられること
7.今後における保険薬局の展望予測
8.薬剤師の報酬形態
9.保険薬剤師・保険薬局における責務
14:20~休憩
14:30~ディスカッション
①「自分が患者だったらどんな薬局に行きたくなるか」
②「それを実現するために薬局がすべきことは?」
15:40~フィードバック
「かかりつけ薬局」機能(評価)項目
地域住民によるかかりつけ薬局選挙について
17:00 終了
17:30~懇親会

感想
このイベントを開催し、社会保障制度についての理解を深めることができました。薬剤師は国民から報酬をいただいているというお話が大変印象的でした。薬剤師はいただいている報酬に見合った還元を国民にできているのでしょうか。私が薬剤師になったら報酬に見合う取り組みを行っていきたいと強く感じました。社会に貢献できる薬剤師となるために、今後の学生生活を無駄にしないよう目標を立て日々努力していきたいです。
企画を通して、イベントの意義、どうしたら参加者に伝わるかなど時間をかけて考え、また準備の中、日本で行われた改革やこれからの薬局のあり方など多くのことを学ぶことができたのは本当に良い経験となりました。
私は、薬剤師はこれから健康寿命の延伸に大きく関わっていけると考えています。学生のうちに、地域において薬剤師が提供できること、どうやったら理想を実現できるのかを明確にしたいです。地域包括ケアシステムへの理解を深めるため、今回のイベントを踏まえて今後もこれからの医療に目を向ける機会を作っていけたらと思います。薬学教育委員会 プロジェクトリーダー 明治薬科大学4年 芳村梨奈

現在の医療政策を基に今後の薬剤師や医療の方向性を考えたり、薬剤師としてどのような使命を果たすべきか考えたりするには、その政策の根底となる社会保障制度を理解することが必要であると考え、開催に至りました。
講師の方のお話の中では、薬剤師も一国民であり、薬剤師という立場で社会に貢献する使命があるという内容がとても印象的でした。参加者からも「自分が薬剤師として生きていく上で、社会保障制度を理解することは欠かせないことであると感じた。」といったような声もあがりました。その後のディスカッションでも多くの意見があげられ、活発な議論となったように思います。
薬剤師の社会的価値とは何であるのか。このイベントを通して一つ考えを持てたように思います。少子超高齢社会である今、社会保障給付費は国の予算を大幅に超え、国はますます借金を抱えているため、社会保険料や税金を引き上げて社会保障制度を維持しようとしています。罹患率の高い高齢者をはじめ、皆が健康でいられれば、医療費もかからず、労働人口も増え、社会保障制度は維持することができ、国民は安心して安定した生活を送ることができるはずです。その皆が健康でいられる期間(健康寿命)を延ばすことに働きかけることができるのが薬剤師ではないだろうかと私は思いました。薬剤師は、国民の健康をサポートすることで、この社会に貢献していける存在として価値がある。この健康サポートに尽力していくことが今後の薬剤師に期待されていることであり、使命でもあると思いました。
では具体的にはどのような健康サポートを薬剤師は行っていけるのか。この点について今後考えていけたらと思います。
この度、ご協力いただきました、株式会社ファーマ総研 代表取締役薬剤師 吉村 磯孝様、会場を提供していただきました、薬学ゼミナール様、ありがとうございました。

薬学教育委員会 委員長 東京薬科大学3年 北澤裕矢


近畿薬剤師学術大会 分科会3 『薬学生と考える災害対策』

開催日時
2015年8月30日(日)13:50-16:00

開催場所
神戸ポートピアホテル 南館エメラルド

参加人数
薬学生:35名、医療従事者:15名、オーディエンス:数十名

開催目的
薬学生に災害時での薬剤師の役割について知ってもらう
薬学生に災害時に自分たちに何ができるか考えておもらうきっかけにする

当日スケジュール
13:00- 設営、参加者受付
-13:50 団体紹介
13:50-14:20 基調講演
14:20-15:50 SGD
15:50-16:00 全体総括
分科会終了後:集合写真
-16:00 撤収

感想
分科会3のテーマは「薬学生と考える災害対策」です。
テーマの通りこの分科会3は、薬剤師の先生方から災害時のお話を聞くだけでなく、薬学生も一緒に災害対策について考えれるような会にしました。

まず、兵庫県災害医療センターの鵜飼先生より薬学生に阪神淡路大震災、東日本大震災のことを中心とした基調講演を頂戴しました。医療従事者の目線でこんなにたくさんの情報を聞いたことはなく、薬学生にとってとても貴重なお話となりました。

そのあと行ったスモールグループディスカッションでは災害が起こった設定の下、参加者に「内部薬剤師側」つまり現地で支援する薬剤師チーム、「外部薬剤師チーム」つまり現地に向かう薬剤師チームに分かれて災害対策を考えてもらいました。
ディスカッション中に各チームが使用した模造紙を見てみると、参加者の皆さんの意見やアイデアがびっしり書いてあり、私たち学生スタッフでリハーサルを行ったときには出なかった沢山の考え方や知識にとても驚きました。グループ内にいる薬剤師の先生から直接お話を聞ける状況は薬学生にとって、災害対策を考える上でとても刺激的だったんだと感じます。

ただ今回の分科会ではスモールグループディスカッション中に提示した課題をゆっくり参加者が話す時間を取れていなかったこと、初めてスモールグループディスカッションを体験した学生には難しい内容だったことなど、反省点もありました。
次回のイベントではもう少し念入りなタイムテーブル作りや、リハーサルの反省をしっかり組み込んだスモールグループディスカッション作りを行っていきたいです。

阪神淡路大震災から20年、私を含め今回参加してくださった薬学生の多くは当時の記憶がありません。私自身この分科会に関わらせてもらうまで、生まれ育っているこの土地で大震災があったというのにどこか他人事のように感じていた部分もありました・・・・。しかし分科会を終えた今は、今後起こる災害は医療学部生である私たちもしっかり考えていかなくてはいけない問題だと思うようになりました。
そんなふうに今回参加してくださった薬学生のみなさんにも「もっと災害について知ろう」、「災害対策について自分なりに考えてみよう」と思ってもらえるような分科会であったならば幸いです。

最後になりましたが、分科会3に関わってくださった全ての方にお礼申し上げます。


リアルボイスから学ぶ!~障がい者と薬剤師の今~

12063324_1055506961161331_59449857764276290_n

開催日時
2015年6月14日(日) 13:00~17:00

開催場所
星薬科大学

参加人数
30人

開催目的
多くの薬学生に重症心身障がい児・者の現状を知ってもらい、薬剤師として介入していく必要性を感じてもらうため。

企画内容
講演会を通して施設薬剤師の仕事内容や現状を、WSの導入を通して重症心身障がい者の特徴・現状とその家族の心理について、参加者に知ってもらった。WSではそれらをふまえて、薬剤師として患者の家族に対しできることを考えてもらった。

当日スケジュール
講演 海老原毅 様
「障がい児・者に関わる薬剤師の現状とこれから」
導入 島田翠
(障がいとは・重症心身障がい者の現状・特徴・患者の家族の心理)
WS「薬剤師が、重症心身障がいをもつ患者のために、家族に対してできることは何か?」

感想
昨年参加したシンポジウムと病院見学を通して、介護職のイメージが強い障がいという分野でも薬剤師の活躍の場があるということを知り、それを多くの薬学生に伝えたいと思い、講演会を行った。また、病気を治すことが医療の最大の目的であるが、障がい自体を治療することはできない、という特徴に基づいた「治らない人を支える医療」について参加者に考えてほしいと思いWSを企画した。
講演会では施設薬剤師の現状や障がい者に対する薬物治療の特徴だけではなく、さまざまな視点から障がいとは何かを深く考えさせられた。障がいは自己申告の世界なのか?本当のバリアフリーとは?など、非常に興味深い内容だった。特に「障がい者は健常者の隙間を生きていかなければいけないのか?」という海老原先生の体験談に基づいたお話は、私のみならず多くの参加者の印象に残ったのではないだろうか。

「障がい者についてお話を聞く機会はあったが、医療者という観点から考えたことがなかったので難しかったが、大変勉強になった。」「この分野でも薬剤師が活躍することができると知ることができたので参加して良かった」という参加者の声からも、講演会を通してこの分野に対する興味を引き付けることができたと思う。
WSでは、施設薬剤師が医療を提供する相手側について知ってもらい、どのような医療を提供していけばよいのかを参加者に考えてもらった。難しいテーマだったので、導入を行ったり資料を配布したりすることで参加者が考えやすくなるように努力した。WSでは、導入で話したことや資料が生かされていたので嬉しかった。また、同じ着目点でも考えるプロセスやテーマに対する答えが班ごとに異なっていて、非常に面白かった。考え方によっては、障がい者に提供する医療というのはごく一部の人に提供する医療かもしれない。しかし、私はそのごく一部の人たちのことを考えてほしいというのと、障がい者が安心して受けることができる医療は健常者にも優しい、安心して受けることができる医療であるということを伝えたいと思っていた。それが参加者に伝わり、少しでも障がい者を支える医療について考えるきっかけになってくれたら良いと思う。
今回は重症心身障がい者について考えたので、今後は知的障害や精神障害など他の障がいの問題点や医療について考えてみたい。また、病院内の他職種と薬剤師の関係性を考えるのも面白いと思う。

今まで、病院見学に参加したり、年会のポスターセッションで施設薬剤師について話したりはしていたが、今回のような大人数に向けた企画をしたのは初めてだった。そのため、どうすれば参加者の興味を引き付けることができるのか、自分の考えや思いを明確に伝えるには、形にするにはどうすればいいのかを考えるのは大変だった。しかし、何度も初めに戻って考え直し、他の人の意見を聞き、再び考えることで少しずつより良い企画になっていく過程は私にとって大事な経験になった。この経験をこれからに生かしていきたい。

東京薬科大学3年 島田翠


ファーコス ふくしま薬局 見学@関西

開催日時
2015年5月30日(土) 11:00~16:30

開催場所
ファーコス ふくしま薬局

参加人数
4人

開催目的
今後の地域の患者のファーストアクセスポイントとして注目されている、薬局の現場を実際に見ることにより、現状を学び感じ、これからの薬局について考えを深めるため。

当日スケジュール
11:00~12:30 薬局見学
12:30~13:00 ランチ
13:00~16:30 ディスカッション

感想
東京薬科大学3年 北澤裕矢
私は、薬‐薬連携という言葉があるものの、実際の薬局薬剤師は現場で処方せんの情報と患者への問診のみから患者の背景を考え、調剤するといったような限られた情報の中で業務を行っている存在であると思っていました。ですが、今回見学させていただいた現場を見て、門前薬局として病院からの指示書とそれに対する薬剤師の薬学的視点から見たフィードバックを行うことにより患者さんの背景を把握でき、患者さんのためを思った情報共有、連携が行えていると感じました。
ディスカッションの中でのお話で、薬剤師は化学を理解しており、生活に活かせる知識を持っているということに気づかされました。現在、業務自体も高度な取り組みをしようと動きがちですが、薬剤師は医療者の中で最も地域の人に近く、敷居の低い職業であるからこそ、地域の人の健康や生活を支えるような働きをしていかなければならないと思いました。医療は予防から最後を遂げるまで、人の生活に寄り添って行われるものであると考えるため、その様々な段階で薬剤師は生活に活かせる知識を使っていくべきであり、それが今後の薬剤師の職能にもつながるのではないかと思いました。薬局が地域の人の生活の一部に溶け込めれば、結果としてかかりつけ薬局としての機能を果たせるのではないかと思います。
また、無資格調剤や医薬品のネット販売、調剤業務の自動化等を考えると、薬剤師は今後必要であるのか?といったようなことを耳にしたことがありました。しかし、今回のお話の中で、薬剤師が薬歴を記入することを患者さんのためを思い、薬のプロフェッショナルとして患者さんの様態を評価していると自覚すれば、薬歴を書くことは当たり前であるというお話を聞き、それこそが薬剤師が必要である理由であると感じました。
今後も様々な視点からこれからの薬局であったり、薬学、医療について学んでいき、最終的に自分はどのような職に就き、患者のためを思った取り組みができるのか考えていきたいと思います。

立命館大学3年 小池雄悟
本や記事を読んでいると、今の薬局は薬剤師の職能を生かせていないなどと書かれていることが多いが、今回見学させていただいて、現場を見ることによってその認識を改めることができました。門前薬局としての密接な病院との関係、施設における患者のバイタルチェックなど調剤に限らず様々なことをこなしている薬剤師がいるということを知ることができたように思います。
また、ディスカッションという、社会人-学生がそれぞれの立場で意見を交わすという経験はとても貴重で非常に勉強になりました。

神戸学院大学2年 宮城教一
現場で働かれている薬剤師の先輩方がどのような仕事をしているのかを見学でき、その上島田社長を始めファーコスの皆さんと意見交換ができ、内容の濃い薬局訪問ができてとてもためになりました。この訪問を踏まえ将来患者さんに信頼されることはもちろん、現在の調剤の仕組みを良い方向に変えることができるような薬剤師になりたいと思います。

大阪大谷大学2年 岡本祥吾
早期体験実習はしていたものの、早期体験先の薬局と全然違ったので新鮮な気持ちでした。まだ、2回生ということもあるのか、薬局の中のことを全く知りませんでした。地域によって薬局と病院との関係はどうなのかと思っていましたが、ファーコス様のように周りの薬局と薬の受け渡しを行っていたり、病院と患者さんのために情報を共有したりなど色んな工夫がされていて驚きました。
処方箋関してとレジメンに関しては今回初めて見ることができ、良かったです。
しかし、話を聞いていて思ったのは、お薬手帳があるものの日本の薬局は、同じ患者さんでも、病院・薬局間での情報共有がないので、過去に服用した薬を聞くのに苦労するのは、過去も現在も同じ課題なのかなと思いました。
島田社長や他の薬剤師さんの熱いお話が聞けたのですごく良かったです。予想以上に質問タイムが白熱し、全員が時間を忘れるほど時間が経つのが早く、とても有意義な時間を過ごすことができました。


SSP第1弾!「救急医療・災害医療~緊急時、薬剤師としてどう動く?~」

150509 プレゼンの様子

開催日時
2015年5月9日 13:45~16:40

開催場所
DHC Communication Space 渋谷

参加人数
12名(うちスタッフ2名)

目的
救急医療と災害医療(特に東日本大震災)での薬剤師の役割、活躍を知り、共通点、違いを踏まえて、緊急時に薬剤師に求められることを考え、共有する。

概要
救急医療、災害医療での薬剤師の役割、活躍を知ってもらいたく、この勉強会を企画した。企画者が、学会に参加し、文献資料で得た情報をまずプレゼンテーションで共有した。その中で、4回のグループディスカッションを設けて、最終的に、参加者が災害医療、救急医療での薬剤師に興味を持ってもらい、理解し、それを他の学生に情報を提供してもらえるようにした。救急医療、災害医療の薬剤師について考え、意見、情報を参加者で共有して理解を深めた。

当日スケジュール
・イントロダクション
・テーマの説明
・アイスブレイク
・簡単な自己紹介、ロープ法(引き解け結び)を参加者全員で実践
・情報共有、ディスカッション
Q1「救急医療と災害医療の違いとは?」
Q2 東日本大震災の特徴は?
Q3 薬剤師が災害医療に関わっていく上で、それを支援する体制とは?
Q4 自分が医療チームの一員として、派遣されるならばどう貢献していきたいか?
・グループごとに発表、共有
・まとめ
・ディスカッションの情報のまとめ

感想
薬学教育委員会として、今年度初めてのイベントであった。そのため、委員長と綿密に打ち合わせを行った。自分としても、初めての勉強会の主催者だったのでわからないことが多く、不安もあったが、終わってみると大変充実したものだったと感じる。学生が学生のために行う勉強会の意義、そして大切さが実感できた。

自分は、以前から救急医療と災害医療に興味を持っていた。しかし、薬学生でも、他学部生でも、そして、薬剤師でも、実際に薬剤師が、救急医療と災害医療に求められていて、活躍しているという事実を知らない。これは、とても残念であった。薬学生、そして、他の学生、薬剤師がこれを知ることから、薬剤師がその分野で活躍していくことが始まると考えていた。そのため、これを知ってもらいたいという気持ちが強く、今回、機会を得て、この勉強会を運営した。
勉強していくなかで、今まで知らなったことが多く出てきた。救急医療、災害医療というなかで薬剤師の薬学的観点が求められ、活躍できるということを確信できた。また、それらを人にわかってもらうように説明しなければならないということで、それを解釈していくなかでより深く考えることが出来た。

本番にプレゼンテーションを行い、情報を共有した。その際に、参加者が自分の話している内容を書き取っている姿を見て、とても嬉しかった。また、救急医療と災害医療に興味を持っている学生が、自分の他にいることがわかって嬉しかった。積極的に参加してくれたので、とても進行しやすかった。グループごとのディスカッションでも、参加者が真剣に考えを述べ、意見交換してくれていたので頑張って用意して良かったと感じた。さらに、自分が勉強していく中で得た考えや意見とは違う意見が出てきたので、とても新鮮であり、自分の考えを少し離れて考えることが出来た。ディスカッションをサポートしたり、発表の内容を踏まえて企画者として意見を述べることが多く、自分としても理解が深められ、勉強になった。

勉強会は、参加者が情報を得て、グループディスカッションをすることで学ぶことができる。しかし、運営側はより多くのことを考えさせられ、貴重な経験となった。
また、勉強会を運営したいと思う。

薬学教育委員会 救急医療・災害医療プロジェクトリーダー 慶應義塾大学 3年 田代 渉