Pharmacy Profession Awareness Campaign ~薬剤師認知向上+医薬品適正使用推進運動 ~@関東

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開催日時:2018年7月8日

開催場所:江戸川区 ボランティアフェスティバル

参加人数:スタッフ 6名
ブースに来てくれた子供達 約20名

企画内容:
事前アンケート
 参加してもらう子供たちにクイズ形式でアンケートを取り、薬剤師や薬に対する理解度を計る。
紙芝居・ボードシアター
 未就学児にはボードシアターを、小学生には紙芝居を使って薬剤師の仕事についてや薬の適正使用などを学んでもらう。
天秤ゲーム
 子どもたちに薬剤師になりきってゲームをしてもらい薬剤師の理解度を深める
事後アンケート
 事前アンケートと同様にとり、子供たちがPPACを通してどれだけ薬剤師や薬に対する理解度を高めてくれたかを確認する。

タイムスケジュール:
9:00 集合・準備
9:00~12:30 休憩・見学
12:30~14:30 ブース開始
14:30∼15:00 片付け

感想:
 今回の江戸川区のボランティアフェスティバルでPPACを行いました。
 ボランティアフェスティバルの参加者が大人の方が多く、PPACへ参加する子供の人数があまり多くはありませんでした。
 そのため、ブース開始時間を午後からにするという異例な形になってしまいましたが、スタッフ全員が午後からより積極的に声掛けなどを行い、自分から行動する姿が目立ちました。また、子供の参加人数が少ないからこそ、一人一人への対応を濃いものにすることができました。
 また前回のPPACに引き続き、子供に白衣を着せ、天秤ゲームを行うことが好評でした。実際に白衣を着ることで、将来は医者や薬剤師に…など親の興味を引くこともできたと思います。
 今回のPPACで学んだことは、地域の人が医療人に何を求めているかということです。
 地域の方とお話ししている際、地域の方が医療人に対して求めているものはやはり寄り添うことが大きいんじゃないかと感じました。
 「私はもう長くないからという言葉に対して、「そんなことないですよ」とよく返すけど、その言葉は無責任だと思う。先のことだから誰にもわからないでしょ、だから「そこまで行ってみないとわからないですね」、と返してほしい」という意見を地域の方に貰いました。
 先のことはわからないからこそ、患者さんの不安を和らげるようにいった言葉だと思いますが、患者さんにとってそれは医療人への不信感へつながるものなのかもしれません。
 患者さんがどんな言葉を必要としているのかを察すること。時には患者さんが望まない言葉を伝えなければならないことも多々あると思いますが、その時に発する言葉も多様にあると思います。
 患者さんに寄り添うということはどういうことなのかという問いに対して、私はあまりにも経験不足であると目の当たりしました。
 私たちはどう患者さんと向き合うべきなのか、考えさせられるいい機会になりました。
 今回はブースが狭かったですが来年度から教室を貰って開催できるかもしれないということで、来年度に向けて新しいコンテンツを増やしたり、景品を作ったりなど、PPACにさらなる面白みを持たせられたなと強く思います。

公衆衛生委員会 明治薬科大学 2年 竹越友紀