#14「世界エイズデー2019/12/1」

【12/1は世界エイズデー】

徐々にクリスマスの雰囲気に街が染まってきました。
12月25にちはイエス・キリストの誕生日、クリスマスはクリスチャンではない人には関係ない…という声もありますが、多くのカップルにとっとてクリスマスが特別な日であることは間違いないでしょう。


さて、今回の話題はエイズです。

かつては不治の病として恐れられてきたエイズですが、医療技術の進歩によりHIVに感染しても適切な治療を受ければエイズの発症を防ぐことができ、健康な状態で長く生きることができるようになってきました。
(HIV陽性とAIDS発症は別です。わからない方は一度ググってみることをお勧めします。)
参考:http://hok-hiv.com/knowledge/about/


早期治療が非常に大切だそうです。
どんな病気でも同じですね。
一度HIVに感染したら、ウイルスの増殖を防ぎながらエイズが発症しないよう一生付き合いながら生きていくしかありません。

現在、年間1,500件前後の人が日本でHIVに感染、エイズを発症し、治療を受けています。
最も感染者数が多い年齢層は私たち20代〜40代です。

HIVの主な感染経路は、母子感染や血液感染、そして性交渉による感染です。
性交渉による感染が最も多く、その割合は全発症者の80%程度です。

特筆すべきは、異性間での性的接触によるものが10~20%であるのに対し、同性間性的接触によるものは60~70%と大きく増えることです。

また、性別ではHIV感染者とエイズ患者を合わせて男性が94%を占めています。
これは膣粘膜と比較し腸管粘膜は薄いため傷つきやすいことが原因の一つであると考えられます。
余談ですが、かつてのアメリカでは多数の著名なゲイの方がエイズにより命を奪われています。

※数値は厚生労働省エイズ動向委員会のデータを基にしています。
参考:https://api-net.jfap.or.jp/status/2018.html


数字だらけの小難しい話が続きました。
何が言いたいか。

みなさん避妊目的のみでコンドームを使用していませんか?
子供ができちゃ困るから避妊する。
子供ができる可能性が低いからつけない。
そんな意識になってはいませんか?

そうではありません。
コンドームをつけることはHIV感染を未然に防いでくれます。
取り返しのつかないことにならないように、大切な人を守るために、コンドームを着用するべきではないでしょうか。

セックスそのものは愛情表現等コミュニケーションの一環として何ら問題視されるものではないでしょう。
大切なことは正しい知識を持つことです。
間違った情報や誤解を招くような描写や媒体が蔓延る中、自分の身は自分で守らなければなりません。

私たち自身が私たちのために知識を得て、毅然とした態度をとることが何より大切なのです。
最近では自分がHIV陽性ではないかどうかパートナーで調べる人も増えているそうです。


さて12月1日は世界エイズデーです。
世界各国でエイズに関する啓発活動が行われます。

今、もしくは未来のパートナーと自分のために、少し時間を割いて調べてみてはいかがでしょうか。

(明治薬科大学3年 高松駿佑)