開催日時:2016年9月11日14時00分〜18時00分
開催場所:高槻市立文化会館 集会室301号
参加人数:7人
開催目的:
物事を相手に分かりやすく伝える能力を身につけること
薬学・勉強に対する意識をモチベーションの向上をはかる
企画内容:
【アイスブレイク】
夏休みをテーマに思いついた言葉を使って、参加者全員で一つの物語を作りました。
【参加者によるプレゼンテーションと講演】
事前に作成してもらった「これからの薬学に対する想い」をテーマにしたプレゼンテーションを参加者全員が行い、お互いのプレゼンテーションについてよかったところや悪かったところを話し合いました。その後に行った講演では、プレゼンテーションの準備のための準備やプレゼンテーションを行う上で心がけた方がいいことなどをお話ししてもらいました。講演後に、参加者が作成してきたパワーポイントのうち1スライドを魅力的なスライドに変えて、参加者の方に再びプレゼンテーションを行ってもらいました。最後には改善された点などを中心に全員でフィードバックを行いました。また今回はプレゼンテーションの際に参加者のスマートフォンを使って撮影を行い、フィードバックや2回目のプレゼンテーションの準備の際に各自で振り返りました。
当日スケジュール:
14:00~ アイスブレイク
14:30~ 参加者によるプレゼンテーション1回目
15:15~ フィードバック、講演、チェックイン
10分休憩
16:30~ 参加者によるプレゼンテーション2回目
17:10~ フィードバック、講評、チェックアウト
17:50~ 写真撮影
感想:
今回「Action!~言葉でココロを動かそう~」に参加して、プレゼンテーションには2種類あることや、どうすれば聴き手の注目を集めることができるのか、準備の段階から実際に発表するまでの流れについて、講師の方に教えていただいて、私自身のプレゼンテーションの課題を見つけることができました。短い時間でいかに人の心をつかむのかが大事だということと、そのために小道具を使うことも一つの手であるということは、初めて聞いたのでとても印象的でした。
また「これからの薬学に対する思い」というテーマで各々発表しました。発表をして教わったことを生かすだけではなく、他の人の発表の良いところも学ぶことができました。これをきっかけにプレゼンテーションだけではなく、意見を伝える場などに応用していけたら良いと感じました。
(薬学教育委員会 星薬科大学 3年 志水仁美)
プレゼンを勉強するのは、全く初めてのことでした。
僕は今まで、このようなプレゼンは才能に大きく左右され、上達するためには上手な人のプレゼンを真似するしかないのかなと思っていました。しかし、今回のご講演を聴いて今までの考え方が根本から覆されました。伝えるべきことがらには順序があり、省略するのも優先順位がハッキリと決まっているということは、思いもよらないことでした。まず、WHY→HOW→WHATの順番で伝えるということでした。これはアップルのCMにも使われている手法だそうです。実際に教えられた、良いお手本と悪いお手本のCMを見比べてみたのですが、素人の僕でも一瞬で分かるくらいの違いでした。CMを見て感動したことは無かったのですが、良いお手本を見てただただ感動しました。
同じ事でも、順序を変えて伝えるだけで聞き手の心をつかみ取っていく手法は、とても研究された成果なのだなと思いました。
(関西支部本部 神戸学院大学 3年 矢野光海)