開催日時:2016年11月6日13時00分〜17時00分
開催場所:広島国際大学 呉キャンパス
参加人数:20人
企画内容:
平成28年診療報酬改定について
当日スケジュール:
12:30 受付開始
13:00 オープニング(SSPの趣旨、日本薬学生連盟の紹介)
13:15 「薬局薬剤師の仕事内容」の情報共有
13:30 日本病院薬剤師会の動画
14:00 「平成28年度診療報酬改訂」の情報共有
14:15 休憩
14:30 WS「自分の目指す薬剤師像」
15:30 休憩
15:45 発表・意見交換
16:30 クロージング、年会の紹介
16:40 記念撮影
17:00 撤収・懇親会会場へ移動
感想:
今回SSPin広島は実りのある勉強会になったと思います。この勉強会では薬学部だけでなく医療栄養学部の方も参加してくださり、学部の垣根を超えた勉強会になりました。初めに紹介した薬局薬剤師と病院薬剤師の仕事内容では、学校では学びきれてないことにも深く知ることが出来たとともに、あまり深くは知らない他学部の方に仕事内容を知ってもらうことが出来ました。このことは将来、病院など同じ職場で働くようになった場合スムーズに連携をすることが出来るのではないかと思いました。次の「平成28年度診療報酬改定」の紹介については、私たち薬学生が知らない内容があり、大変勉強になりました。一番衝撃的だったのは、お薬手帳を持ってないと患者さんの負担が大きくなることです。国がかかりつけ薬局を推進しているがためと知り、納得することができました。かかりつけ薬局を作ることで患者さんにより良い治療を施し、気軽に健康相談の場を設けることが出来るとともに、薬剤師のほうも医療ミスを防ぎやすくかつ薬の飲み合わせを確認しやすくなり、患者さん薬剤師の双方に利点のあるものだと知ることが出来ました。最後に行った「自分の目指す薬剤師像」では、各々がしっかりした考えを持ち話し合うことが出来ました。特に記憶に残っているものは、[いのちのそばに、ひととともに]です。この言葉は私たちが通う広島国際大学のキャッチコピーみたいなもので、入学して2年目となってもあまり意識を向けてはいませんでした。しかし、今回の話し合いでこの言葉の重要性を改めて理解することが出来ました。医療従事者は患者さんだけでなく、地域住民にも寄りそって奉仕していく。これから求められる薬剤師というのは「いのちのそばに、ひととともに」を体現した薬剤師だと思いました。
今回の勉強会は他学部との交流もすることが出来、貴重な場となりました。ご多忙な中、はるばる東京から来ていただいた中川さん、本当にありがとうございました。ユーモラスなプレゼンで、機会があればもう一度してもらいたいと思いました。
広島国際大学 薬学研究会 部長 2年 佐藤理貴