【開催日時】2019年2月7日 14時00分~17時00分
【開催場所】大阪市立大学医学部附属病院
【開催概要】大学病院見学、質疑応答
【当日のスケジュール】
13時30分~ 集合
14時00分~16時30分 病院見学
16時30分~17時00分 質疑応答
17時00分 解散
【参加人数】8名
【感想】
今回も夏SEPと同様、大阪市立大学医学部附属病院を見学させて頂き、お世話になりました。初めに、大阪市立大学医学部附属病院ならびに、薬剤部について説明して頂きました。その後、薬剤部の施設を案内して頂き、調剤室や化学療法室などを見せて頂きました。その後、留学生や日本人スタッフからの質疑に答えて頂きました。
調剤ミスや供給ミスが起きないよう、コンピューターシステムにより徹底的に管理されているなと、とても印象に残りました。バーコードで読み取った患者情報に基づき、薬を画像や重さで認識したり、乳鉢にICチップが埋め込まれていたりし、患者さんに誤った薬が届かないようにされている事には、留学生、日本人スタッフ共に驚きました。更に、薬剤部で白衣の色で役割りが分けられており、作業の効率化により、病棟患者さんや外来患者さんと関わる時間を増やせるようにされているということをお聞きしました。また、救急搬送されて来る患者さんや、ドクターカー出動に備えて普段から必要な薬剤を準備されている事などをお話し頂き、驚くことばかりでした。
私自身まだ1回生という事もあり、薬剤部のイメージが調剤をする所というイメージがありました。しかし、今回、見学をさせて頂き、患者さん一人一人に対して分かりやすい服薬指導であったり、分包をされていて、薬剤師の重要性を改めて感じました。
今回の見学では、留学生は施設の様子を、熱心に見たり聞いたりし、疑問点などあればその都度聞いていました。今回の見学で得た事を自国に持ち帰り、得た事を発信し、更に良い医療の提供をするにはどうすべきなのか、考える良い機会となったと思います。