行った人:愛知学院大学4年(当時) 亀山実希さん
スケジュール(2019年8月1日~22日)
休日は他の留学生、SEPスタッフとスペイン観光。
平日は薬局にて研修。
感想
薬局実習では本当に様々な経験をさせていただきました。クリームやカプセルの調剤はもちろん、ポリファーマシー改善のため、実際に患者さんの自宅や担当医の勤めるクリニックを訪問し、カウンセリングをしたり、処方提案する現場に連れて行ってもらったりしました。さらに貴重なことに、尊厳死を希望する患者さんへの調剤も見せていただくことができました。尊厳死が認められているとはいえ、それに対する意見や考えも様々あり、それぞれの意見が尊重されることなども細かく説明してくださり、オランダの人々が考え方の多様性をとても大切にしていることが分かりました。薬剤師さんもアシスタントの方もとてもフレンドリーで、色々な話をしてくださったので毎日が新鮮でした。オランダ語を話すことも読むこともできなかったので、何もできないのでは、と不安でしたが、患者さんが英語で話しかけてくれたりと、全く心配はいりませんでした。 また、SEP weekend ではオランダの薬学生だけでなく、他国の留学生とも交流することができ、楽しい週末を過ごすことができました。