KNAPS National Congress 2022 オンライン参加者レポート

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日本薬学生連盟は韓国の薬学生団体 KNAPS と台湾の薬学生団体 PSA-Taiwan と提携し、 Annual Congress/National Congress Exchange Program をおこなっています。毎年お互いの年会を訪問しあうことで、交流を深め、国際的な視野を広げることを目的としています。

今年は2月5日、6日の 2 日間、韓国の薬学生団体 KNAPS が主催する National Congress が Zoom で開催されました。日本からも弊団体の会員が参加し、講演会やワークショップなど薬学に関するさまざまな企画を韓国・台湾の薬学生と共に楽しみました。

今年で韓国のNational Congressは10周年を迎えます。ポスト・コロナ時代に向けた過渡期である時代背景をふまえ、‘Next Generation Pharmacy: Transforming Society and Development of Advanced Science and Technology.’をテーマに韓国の著名な講演者から医療・薬学分野について4つのご講演をいただきました。


【講演者・タイトル】
1. Na Kyung Kim様(President of Korea Orphan & Essential Drug Center)
– KOEDCの活動について
Introduction of KOEDC and works done by KOEDC for patient

2. Jong Won Kim様
(Director of Vaccine Testing division, National Institute of Food and Drug Safety Evaluation)
-ワクチンの国際基準・規格及び食品医薬品安全省のワクチン検査部門について
Introduction of International norms, standards of vaccines and the Ministry of Food and Drug Safety’s Vaccine Testing division

3. Hyun Deok Kang様(Medical Lead of Medical Affairs division, Novartis Korea)
– 脊髄性筋萎縮症と遺伝子治療
Spinal muscular atrophy and gene therapy

4. Young Ki Shin様(CEO of ABION Inc.)
– コンパニオン診断と抗体治療
Companion diagnosis and Antibody treatments

(Lecture 3 の様子)

基本的に進行は韓国語で行われました。日本・台湾をはじめとする海外からの参加者には専用のZoomのサブルームが用意され、KNAPSのICT(International Cooperation Team)の学生により同時通訳のサポートを受けました。
メインルームでは普段はなかなか聞くことができないネイティブの韓国語に触れることができ、言葉は分からないもののとても新鮮な気持ちになりました。韓国語を勉強している方はもっと楽しめるかもしれませんね!

また1日目には台湾(PSA-Taiwan)・日本(APS-Japan)の団体紹介の時間も設けられており、各国の代表者がプレゼンを行いました。台湾は2022年夏のAPPS(アジア太平洋薬学生シンポジウム)の開催国であることから、その広報も動画付きで行われていました!

(台湾の団体紹介。CUP PHARMという9大学合同の薬学体育祭の様子。サッカーや水泳と並んで、薬剤師としてのカウンセリングスキルを競うイベントも行われるそうです。)

来年の参加者のみなさんへ

たった2日間で韓国、台湾の学生と仲良くなれるとても素敵なイベントです!
今年度は英語を聞く時間の方が長く、話すのが苦手な方も参加しやすい構成でした。
興味がある方はぜひ、国際渉外部までお問い合わせください。

来月には日本でも年会が開催されます!
詳細・参加登録は以下のURLからご覧いただけます。

第23回年会詳細
https://annual23.apsjapan.org/

KNAPS National Congress 公式ブックレット(英語版)