世界糖尿病デー2024 in関西

みなさん、こんにちは!地域連携委員会関西支部です。
早速ですが、11月14日は何の日かご存じでしょうか!?

正解は「世界糖尿病デー」です!!!
これは、糖尿病治療に欠かせない物質である、インスリンを発見したカナダの医師、フレデリック・バンティングの誕生日に由来しています。世界糖尿病デーは彼の偉大な功績に敬意を表して、この日に定められたのです。

糖尿病には代表的なものに
・1型糖尿病
・2型糖尿病
・妊娠糖尿病 などがあります。

今回は生活習慣病の1つでもある2型糖尿病について詳しく調べてみました!
この機会に2型糖尿病について学んでみましょう。

〇2型糖尿病ってなに?〇

インスリンという血糖値を下げる働きのあるホルモンが出にくくなったり(インスリン分泌低下)、インスリンが効きにくくなったり(インスリン抵抗性)することで、血糖値が高いままとなってしまう病気です。血糖値が高いままの状態(高血糖状態)が続くと、手足のしびれや失明、腎不全などさまざまな合併症につながってしまうおそれがあります。ですが、早期発見早期治療により、共存していける病気でもあります。治療への第一歩は、生活習慣の改善であり、食事療法や運動療法を継続して行うことが重要です。

〇予防のためにできること〇

「質のいい睡眠」
睡眠時間7-8時間の人に比べ、5時間以下では糖尿病を発症するリスクが2.5倍上がります。質のいい睡眠を心掛けましょう!!
「運動」
階段を使う、1駅分歩くなどの無理のない運動から始めましょう。食後のウォーキングもおすすめです。

「ストレス対策」
ストレスが血糖値の上昇に関係することがわかっています。ストレスを感じたら無理はせず、運動や趣味を活かして気分転換をしましょう。

「バランスのとれた食事」
カロリーを統一し、毎日3食を決まった時間に食べましょう! 野菜、肉や魚、ご飯の順番に食べるとさらに良いです。

いかがでしたか??
糖尿病について知っていただけましたでしょうか?

さて、私たちは今回、地域のみなさまに糖尿病について知っていただくため、神戸の
街にて啓発活動を行ってきました!!

実際に配布したチラシ

青い風船は「世界糖尿病デー」のシンボルマークであるブルーサークルをイメージしています。このシンボルマークには、国連や空を連想させる「青(ブルー)」。そして、団結を表す「輪(サークル)」を掛け合わせ、世界中が団結して、糖尿病を抑制しようという意味が込められています。

現在、日本では約2000万人の糖尿病患者、および予備軍がいると推定されており、世界では約5億3,700万人が糖尿病に罹患しているとされています。さらに、2045年には世界中で約8億人もの人々が糖尿病に罹患すると予測されています。また、糖尿病が原因の合併症で亡くなってしまう方は世界で6秒に1人いると言われております。

是非みなさんもこの機会に自身の生活習慣を見直してみませんか??

地域連携委員会 関西支部
参考:薬がみえるvol.2