#30 世界糖尿病デー

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皆さまこんにちは。
突然ですが、世界糖尿病デーをご存知でしょうか?
近年、テレビや雑誌で取り上げられることも増え、ご存知の方も多いのではないか、と思います。
実は、最近まで私の住む徳島県は糖尿病患者が全国ワースト1位を更新し続けていました。
そのため、糖尿病は身近な疾患であり、私が薬剤師を目指すきっかけとなりました。

今回は、糖尿病デーおよび糖尿病にまつわるお話を、2020年度公衆衛生委員長の原田くんにお聞きしてきました。
皆さんが、糖尿病について考えるきっかけとなれば幸いです。

 

・なぜ11月14日は世界糖尿病デーなのか?
ー11月14日は、インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日なんです。糖尿病治療における博士の功績に敬意を表し、世界糖尿病デーと定められました。

・シンボルマークがなぜブルーサークルなのか?
ー国連や空を連想させる「青(ブルー)」。そして、団結を表す「輪(サークル)」。
世界中が団結することで、糖尿病を抑制しようと言う意味が込められています。
そのため、薬学生連盟では、今回、風船をブルーサークルに見立て、日本全国の薬学生(及び世界の薬学生)と団結し、糖尿病を啓発する画像を作成しました。

・なぜ世界で団結し糖尿病を抑制しようとしているのか?
ー日本では約2000万人の糖尿病患者、および予備軍がいると推定されており、世界では約4億6,300万人が糖尿病に罹患しているとされています。さらに、2045年には世界で約7億人が糖尿病に罹患すると考えられています。また、合併症で亡くなる方は世界で6秒に1人と言われているため、糖尿病患者の増加を抑制しようと取り組まれています。

・サルコペニア、フレイルとは?
ー加齢による筋肉量や身体能力の低下した状態をサルコペニアと言います。また、筋力・活力が低下し、要介護になる前の状態をフレイルと言います。
サルコペニアとフレイルは密接に関係しており、どちらも予防が重要です。

・糖尿病とサルコペニア、フレイルはどのような関係があるのか?
ーサルコペニアでは、身体能力とともに血糖値を調節する機能が低下するため、糖尿病に罹患しやすくなります。逆に、糖尿病患者は血糖値調節機能が低下するため、サルコペニアになりやすくなります。また、サルコペニアが進行すると、フレイルになることがあります。

・サルコペニア・フレイルを防ぐには?
ー筋肉量や身体能力の低下を防ぐために、適度なタンパク質の摂取や運動が有効です。糖尿病患者の方は、食事制限をしている場合が多く、注意が必要です。

 

いかがでしたか?
糖尿病は合併症が多く、自覚症状が少ない上、免疫も下がる怖い疾患ですよね。
しかし、糖尿病のほとんどは、発症を防ぐことができます。
この機会に自身の生活習慣を見直し、糖尿病を予防しましょう!

徳島文理大学 4年 露口風花