感想
イベント前は川越の良さを十分に英語で留学生に伝えることができるのか、とても不安で、どうすれば留学生に喜んでもらうことができるのか、とても悩みながら下見や準備をしていました。当日のタイムスケジュールについては、スタッフの仲間にもかなり手伝ってもらってようやく完成させることができました。

結局大勢が集まるとなかなか計画通りには進まないもので、計画とは完全に異なるスケジュールになってしまいましたが、それでも留学生全員の素敵な笑顔を見ることができました。川越には、和菓子、おせんべい、焼き鳥、抹茶、そばなどの様々な日本の食べ物のお店、また、浴衣、扇子、箸、箸置き、和柄のお皿など日本らしいものを取り揃えるお店がそろっています。全員が違う国から来て興味を持つ事柄も異なる留学生に、それぞれがどういったものであるかを英語で説明するのは一苦労ではありましたが、美味しいものを食べる時にはみんなで写真を撮って、その写真をSNSにあげるというスタイルは世界共通でした。言葉の壁を感じなかったといえば嘘になりますが、言葉の壁を感じている時間より、くだらないことでみんなで笑い合っている楽しい時間の方が確実に長かったように感じます。

わたし自身、薬学生連盟のイベントのスタッフを務めるのが初めてのことだったので、わからないことだらけで不安が大きかったのですが、スタッフの方々は大学・学年・スタッフ歴に関わらず初めて会う時からみなさんとても気さくに接してくださり、、普段遠慮しがちなわたしでもなんでも相談できるような環境でした。初めてスタッフを務めるわたしには大した役割も回ってこないだろうと思っていたのですが、実際はスタッフの一員として頼りにしていただいているのもかなり実感しましたし、同時に責任とやりがいも感じました。大学のサークルなどとは一味違ったことに興味があり、違う大学の仲間、違う国の友人が欲しかったわたしにとって今回のイベントは大変貴重な経験でした。また機会があれば、ぜひSEPのスタッフをやりたいと思っています。

交換留学委員会 千葉大学3年　篠崎真佑