感想
今回の観光は開催が冬だったため、さっぽろ雪まつりを軸に取り入れたいと思い、札幌市内のスポットを巡る企画にしました。前回までは小樽を中心とした観光だったため、過去の例を参考にできず全く新しいプランを立てることになりました。ゼロからの企画は不安ではありましたが、スタッフたちで意見を出し合い観光ルートやスケジュールを形成していくのは楽しかったです。
当日は、観光を予定通りに進めることに気を取られがちでしたが、何よりも留学生の皆さんに楽しんでもらうことを心掛けることが大切だと感じました。そのためには、英語による観光スポットの説明や留学生とのコミュニケーションが必要なので、今回の観光を通して英会話のスキルを磨くことの必要性にも気づきました。留学生の皆さんは英語力が高く、自分が話していた途切れ途切れであいまいな表現の英語でも言いたいことや伝えようとしている姿勢はくみ取ってくれていた様子でしたが、日ごろから英会話を練習し、そのアウトプットの場として留学生と円滑なコミュニケーションが取れたらきっとより交流を楽しめたのだろうと思います。
当日に想定外だった出来事や、後からの振り返りでこうすればよかったと思うことは多々ありますが、全体として、留学生の皆さんには北海道らしい観光を楽しんでもらえたので、企画したスタッフの1人としてとても嬉しく思いました。今回の観光で楽しかったことや成功した企画のことはもちろん、当日起きたハプニングやトラブル、計画と実際の出来事を比較して改善が必要だと感じたことも全て貴重な経験になりました。今回の体験を単なる思い出だけで終わらせず、どうしたらより良い企画にできるかを考え、改善のアイディアにつなげることが出来ました。今年の観光から学んだことを教訓として、来年も観光スタッフとして交換留学に参加し、よりよい企画を作りたいと強く思いました。

交換留学委員会　北海道科学大学1年　佐藤祐介