#26 <運営インタビュー>広報部・小倉由未佳

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日本薬学生連盟は様々な部署の運営で成り立っています。今回は、運営部署の一つである広報部でリーダーを経験した小倉由未佳さんににインタビューを行いました。

小倉由未佳

明治薬科大学薬学部生命創薬科学科3年

* プロフィール*
2018 年度 広報部副統括
2019 年度 広報統括理事

趣味は 体を動かすこと、カメラ、ディズニー。特技は 力技PowerPointとお菓子作り。
2018 年に明治薬科大学入学。日本薬学生連盟の新歓に参加して広報部へ入部。その後わずか数か月で薬学生の国際会議の広報、SNS を担当。2019 年度、史上最年少で広報部統括に就任。学業、課外活動だけでなく、映像関係等のアルバイトもこなす

ー 広報部の活動内容を教えてください。

 広報部の主な活動は記事の執筆とその校閲、他学部生団体や企業の方との対談です。対談も記事として発信することを目的に行っています。現在は薬学生新聞( 薬事日報社)、MIL( エニイクリエイティブ)、薬学生の主張( 日経DI コラム) に連載させていただいており、投稿する記事を執筆班が執筆、ダブルチェックの意味で別途、校閲班が校閲して原稿を完成させていくという流れで活動しています。また、記事の内容によっては事前に意識調査を行ったり過去の調査との比較なども行ったりしています。

ー なぜ、広報部に?

 デザインに興味があったからです。中学、高校時代も学校行事のポスター作成や卒業文集の作成に携わっていました。また、大学ではPC を使う機会がこれまでより多いと先輩から聞き、あまり得意ではなかったためPCスキルを身に付けたいと思ったからです。力技PowerPoint (笑) というスキルは身に付きましたが、スライド作りや文書の作成は未だに苦手意識があります(笑)スキルだけでなく、製薬企業の方や薬剤師の方など、現在社会人として働いている方からお話を聞ける機会があることも魅力的だと感じました。
(※現在、デザイン系の活動はプロモーション部で行っています)

ー 記事のネタはどうやって決めているの?

 1 年間を通して薬剤師に関する記事、製薬企業に関する記事、他学部生団体や企業との対談記事、そして意識調査の記事を偏りがないように調整しています。あらかじめ通年の執筆計画を立てることでその後のネタ探しもスムーズに行えます。
 掲載内容は時事問題であったり薬剤師の方や薬学生に興味を持ってもらえそうな話題を選択しています。また、記事が発行される時期も考慮して就活特集なども組んでいます。

ー 取材や対談へ行くときはどんな気持ち?

 対談は1 回いっかいがとても貴重な機会なので「沢山お話を聞いてこよう!」と意気込んで挑みますが、やはり緊張して聞きたかった事を聞きそびれてしまいそうになることも少なくないです。また、ひとつの記事で発信できる情報量は限られている
ので、「自分が読者だったらこんなことが知りたいな」と考えながら記事化することを意識しています!

対談音声を聞きながら記事を執筆中
細かい模様もすべてPowerPointで制作!

 統括やってて大変だなあと思うこと

 原稿はもちろん締切厳守なので、対談から締切までのスケジュールがタイトな時がとても大変です。特に自分の実習レポートの提出期限や実習試験等が迫っている期間と重なると、両立がとても難しいです。しかしその分、無事原稿が完成したときは心から達成感を味わえます!対談のほかに、日本薬学生連盟の委員会や支部が行っているイベントに関する記事も発信していますが、どの記事でもそれぞれの委員会や支部の色が出ていて、楽しみながら校閲ができます。そして何よりも、読者からのリアクションが届いた時、「しっかり届いているんだな」と実感できて嬉しいです。自分が書いた薬学生の主張に、薬剤師として実際に救急医療の現場でご活躍されている方からコメントを頂けたときは本当に嬉しかったです。
 以上のように、統括をやっていて大変なことはたくさんありますが、それ以上に楽しいことや嬉しいことがたくさんあります。もちろん、どの原稿も部員の協力あっての寄稿なので、部員のみなさんには本当に感謝しています。

ー 卒業後はどんなことをしたい?

 入学当初はMR になりたいと思っていましたが、日本CRO 協会の方との対談を通してCRO 業界にも興味を持ちはじめました。医薬品開発の分野にも興味があります。これから、インターンシップや広報部での活動を通して自分の進路について考えていきたいです。

ー 最後に、なにか伝えたい事

 普通に大学に通っているだけでは企業の方のお話を直接聞いたり、他学生団体とお話する機会はなかなかないと思うので、1 回1 回が貴重な経験となる部署です。文字起こしや執筆、校閲といった作業は決して楽な作業ではありませんが、自分が関わった記事が発行されて目に見える形になったとき、それまでの作業の何倍もの達成感を得られます。
 私のインタビューを通して広報部の活動が少しでも気になった方は、ぜひ広報部で一緒に活動しましょう!

お問い合わせ先:publicatons@apsjapan.org
スタッフに興味がある人は件名「広報部スタッフ希望」でお気軽にご連絡ください!

※この記事はAXIA-NEO- #03 2020SUMMERに掲載した内容です