開催日時 2017年11月26日 10時00分〜16時00分
開催場所 ポートメッセなごや
参加人数 スタッフ1人 参加者7人
当日スケジュール
10:00 集合
10:30 呼び込み開始
16:00 終了
16:30 完全撤収
感想
初めて献血推進活動に参加しましたが、今回の体験を通して献血の仕組みや集められた血液の使い道など活動に対する理解がかなり深められたと思います。日常生活の中では献血について学ぶ機会はあまりなく、輸血というと病気や怪我というイメージ強かったのですが献血で集められた約8割の血液が白血病や癌の患者さんに使われること、有効期限が短いため定期的な供給が必要なことなどを知って驚きました。近年若い世代の献血離れが問題になっていますが今回の呼びかけの中では献血に興味を持ってくれた人が多く見受けられたように感じました。ですので今回の、同じ世代からの献血を呼びかけることで若い世代にも献血に関心を持ってもらおうという目的は十分達成できたのではないかと思っています。自分自身で献血ができる回数は限られていますが、献血推進活動に参加することで多くの人に献血に関心を持ってもらい献血を必要としている患者さんの助けになればと思いました。
金城学院大学 1年 山本律子
社会的に献血の必要性を説いた人がいました。その方はメディアを通じて発信し続けました。しかし、その手段の一つであるラジオ番組が2017年をもって終了となることになりました。最後のラジオでは「このラジオを通じて人が好きになれました。」とおっしゃっていました。実はその方は末期がんで大切な人を亡くしていて、亡くしたその日もそのラジオの収録に行ったそうです。献血は匿名の命のバトンであり、このバトンを受け継いだ人はその分だけ大切の人と一緒に生きていくことができます。匿名が社会の象徴であり自分の知らないところで誰かと繋がっていると私は思います。
私たちは献血推進活動を通じて自身の血液が見知らぬ誰かのために使われていて、それがどれだけの意味があるかを知る機会になればよいと思っています。
公衆衛生委員会 鈴鹿医療科学大学 2年 近藤康広