開催日時:2019年7月14日(日) 13:00~16:00
開催場所:江戸川区ボランティアフェスティバル@タワーホール船堀
参加人数:40人(スタッフ6人、参加者[子供]25人、[大人]9人)
タイムスジュール
12:00 集合・準備
13:00~15:30 企画開始
15:30~16:00 後片付け・撤退
イベント内容
❑事前アンケート
参加してもらう子供たちにクイズ形式でアンケートを取り、薬剤師や薬に対する理解度を計りました。
❑紙芝居
紙芝居を使って薬剤師の仕事や薬の適正使用などを学んでいただきました。
❑天秤ゲーム
子どもたちに薬剤師になりきってゲームをしていただき、薬剤師の理解度を深めていただきました。
❑お薬ミックス
薬に見立てた液体を混ぜ、どんな反応が起きるのか予想し、副作用・相互作用を子供たちに学んでいただきました。
❑事後アンケート
事前アンケートと同様にとり、子供たちがPPACを通してどれだけ薬剤師や薬に対する理解度を高めていただけたか確認しました。
感想
今回は江戸川区ボランティアフェスティバルでPPACを行いました。
昨年もこのボランティアに参加させていただき、今年は教室を頂いてさらに広いスペースでPPACを開催することができました。ボランティアフェスティバルのパンフレットにも掲載させて頂き、昨年と比べてより多くの子供たちに参加してくれました。
今回のPPACは新しいコンテンツとして「お薬ミックス」を行いました。関東スタッフは全員初体験であったこともあり、事前に練習会などを行い、どうしたら子供が分かりやすいか、安全性を確かなものにするにはどうすればいいかなど話し合いました。
「薬ミックス」は「紫キャベツ液」を、「病気をしているくまちゃんのほっぺた」と見立てて、薬(重曹、クエン酸)をあげたらどんな結果になるのか、その結果は何を意味するのか子供たちと考え、それらを通じて薬の副作用・相互作用を子供にわかりやすく、かつ楽しく学んでもらえるコンテンツです。実験的で液体の色が変化したときの子供たちの反応はとても楽しそうで、「もう一回やりたい」「この薬とこの薬をあわせたらどうなるの?」などたくさんの積極的な声が上がり、薬に関して興味を持ってもらうことができたと思います。また同伴してくださった親御さんからも「なるほどね、わかりやすい」など感嘆の声を頂きました。
今回のPPACは未就学児・小学校低学年の子供たちが7割近く占めていましたが、中学生の子にも参加したいと声をかけていただきました。中学生や高校生にも楽しく学んでもらえるようなコンテンツを開催出来たらなと思います。
公衆衛生委員会明治薬科大学 3年 竹越友紀